不思議なこと

東京のお盆と地方のお盆は一ヶ月違います。東京のお盆はどうも、歴史的に深みを感じない。
たしかに母方の祖父や祖母の田舎では8月だった記憶がある。
子供ながらに、新盆やあのカラフルな仏具やちょうちんが恐ろしく目に映った。
お線香は、チベットの風葬前に遺体を側に祭るときに、死臭を抑制するために用いられたと聞く。

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ですから、お線香の強引な香りは好きになれない、場合によってはブログで、死別サイトを拝見していると、時々悲しみにとらわれて、死臭のようなものさえ感じてしまう生々しいサイトを見かける。
確かに死にたくなるくらい辛いことは身を持って体験したが、やはり明るい光に向かって歩かなければならない、生きているものの義務を忘れないようにしないといけないと思う。

浮かばれない霊というのは、実は残されたものが、自分の魂さえ削り始めることを言うのだと思う。
自分が浮かばれなくなってしまうのです。そして、愛しい人との再会がうやむやになってしまうのです。

私は個人的にそのように考えます。

さて、四十九日など、仏事の基本はチベットの死者のたしなみ(死んだ本人はどう行動?すればよいか)まで書かれた「死者の書」に書かれています。

本人の死の自覚から始まって、空を駆けながら、知人や親戚縁者を回って、挨拶をするらしい。
49日目にある種の裁判のようなことが発生し、その後に、光る方向に歩いていきなさいという、ガイドが掲載されている。

決して恐れてはいけない、対象(怖いでしょうが青鬼のような存在などなど)対象者が現れ、ある種のやり取りが発生するらしい。(犯罪者や生前悪事を働いたものには恐ろしいものに映り成仏できない)

そうして、いわゆる成仏がなされるらしい(光に向かって歩いた結果)。そのために亡くなった方々にお経をあげ、成仏するように情報を伝えます。

現在行われている仏事には、このようなチベット仏教の作法が伝わっているが、基本は真言宗のような曼荼羅の世界観が基になっている。

NHKで一度死者の書についてドキュメント映像が放送されて、父の死も同時期だったので、夫婦ともに深くそれらの情報を探りました。ダライラマの輪廻のことも含め、身近に多く発生する死を受け止めようとしていたのです。

(もしかすると妻のほうが、チベット仏教の奥深さに惹かれていたと思います。)

そして最後の埋葬は風葬または鳥葬で完結する。そして不要になった肉体は自然へ帰るのです。


前書きが長いですが、実は7月のお盆と8月のお盆に卵を調理していたのですが、いつも同じパッケージをセブンイレブンなどで買っていましたが、その二日間ともに、卵の黄身が二つ入っていたのです。

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卵を割ったら黄身が二個だったことは、生涯遡ってみても、2~5回程度しか遭遇していません。

この確率は不思議だな・・と思ったことと死後の世界からのメッセージとしたら、ずいぶんと素朴で可愛い感謝の表現が妻らしくて、愛おしく思いました。

昨日今日は涼しいですが、あの暑いさなかにまた、スタージャスミンが一つだけ花のつぼみをつけ始めました。

今日咲いていました。昨年と同じように本来咲く時期でないのに、一輪だけ夫婦お気に入りの花が咲きました。
甘いゆりのような香りが、ジャスミンとしては珍しい香りです。さらに同時に実を成らしているのです。


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(一輪だけ終わったはずの花がまた咲きました)


偶然だけで対処できないことに、妻の優しい気持ちと努力に感謝しています。
もうしばらく待っていてねと!

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(花一輪、実は二股になって生えている)

いつも遺影の前に立つと飼い猫のネオはいつも「にゃ~~」と人声鳴きます。餌が欲しいわけではないんですよ。

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いい歳をして、不思議大好きです。そういえば小学校の頃竹の花をみたっけ、竹の花を見た人は悪いことが発生する前触れだって聞いたことがある。
竹の花はあまり咲かず、咲くとたけ本体が枯れるそうです。

見たものは仕方が無い、竹が悪いことを知らせたとしても、原因ではない!

観察が好きだと見つけるんですよ・・。すべて観察する心と目です。

昨年も咲いた記事はこちら・・。しかもほぼ同じ日です。





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多田 等観

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この記事へのコメント

2015年08月26日 22:09
科学では解明できない…不思議な事ってありますよね。これは…私が「そんな気がした」だけの話ですが…義祖母の告別式の時に…義祖母が入り口のどこで「挨拶」してるんですよ…姿が見えるわけでは無いですけど…「何かが…誰かが…そこにいる」と言う感じがするんですよ…。ちなみに 今でも…たまに「義祖母の匂い」がします…「義父」も 同じで事を言います。なぜ「血の繋がりの無い人」だけ…わかるのだろうか?
義祖母は夢にも よく出てきます。実の娘の「義母」は まったく 義祖母の夢は見ないそうです。なぜなのだろうか?
「奥さま」…卵で「サイン」を送るなんて…ユーモアがありますね!やっぱり「見守っていますね!)
2015年08月26日 23:17
科学が万能と思うところから、間違いではないかと思うのです。いわゆる誰が決めたかしらない先入観です。
正直全くわからないことが多々ありますね。証明ができないことです。
義祖母さんの勝手な解釈としては、輪廻転生で、なにがしかの縁があったと勝手な解釈ができます。
果てしない昔に、ご自身の親兄弟の時があったりと。。。そういう、ロマンは生き続けてほしいと思います。
何しろ、あの世が無いと困る人は、大勢居ます。
玉子はほんとうに偶然ですととんでもない確率だと思います。
いつもありがとうございます。
2015年08月27日 00:58
黄身が二つ入った卵、子どもの頃はたまにありましたね〜
双子卵って呼んでました
今は出荷時のチェックではじかれるためか見なくなりました
それが2回もあるなんてビックリですね! 奥様は農夫さんのビックリの顔が見たくてイタズラしたかな?
2015年08月27日 01:24
二回とも一ヶ月時間があいて、しかもまとめ買いじゃないですから、確率は低いんです。本当に不思議です。
両方共に2つがくっついた、8の字型でした。
びっくりしたのですが、表情がかわらないですよ~~笑。
確かに卵サイズは通常より大きかったです。
2015年08月27日 02:01
黄身が二つ入ったタマゴや季節外れに咲くスタージャスミン、不思議ですね。
死者の書というものがあるのですか?そして、死んだ人は死んだ後も意識があるのですか?私個人的には死んだら、完全に無意識になって炭素や窒素に戻りたいです。
私も子供の頃、竹の花を見たことありますよ。
2015年08月27日 11:06
理屈で解釈すると理解できない不思議な現象です。いわゆる菖蒲の花が真夏に咲くようなものです。
卵に関しては、7月の14日、8月の15日意外は何十年も見たことがありません。
死後の意識は魂の存在を意味しています、肉体を抜け出る方法まで書いてあります。これは仏教思想の一部ですので、実際に亡くなってみないとなんともいえませんが、臨死体験者の映画、「フラット・ライナーズ」(ケビンベーコン主演)でも登場する話です。
肉体は間違いなく自然に戻れるのは、完結したと思われている科学上で証明されています。
臨死体験者の経験は、ノアの箱舟の話より、信頼できそうです(笑)。
竹の花を見るのは珍しいのですよ~!。日本では縁起が良い話ではないようです。
こりん
2015年08月27日 13:10
奥さま、色々な方法でベランダ農夫さんを元気づけたり存在をアピールしてくださっているんですね。
私も、心を広げてリラックスさせて、大きな視野で物事をとらえられるようになったら、もっともっと夫のことを感じるようになれるかも知れませんよね。
pinkのバラ
2015年08月27日 17:14
私は死別後エジプトの死者の書を読みました。

太古から人類が最後に行き着く永遠の課題なのでしょうね。

>死別サイトを拝見していると、時々悲しみにとらわれて、死臭のようなものさえ感じてしまう生々しいサイトを見かける。

あ~やはりそう感じますか。
わたしだけじゃなかったのですね。

そうなんですよね、常識では考えられないのですが
匂いとか、ブワ~とした何とも表現しようのない力をPCの向こう側から感じます。
(良く無い意味で・・・)
だからなるべくそういうサイトには近づかないようにしています。

本来はあの死別カテからなるべく早く抜け出ることが
本当にグリーフケアをこなしていくことになるような気がします。
農夫さんの様にあのカテに所属せずに書かれることは良いことだと思います。
あのカテで随分助けられることもあり感謝はしますが、
やはり全般を通して負のパワーが満ち満ちています。
死別カテだから負のパワーはしょうがないと言う意味ではありませんので、ここのところはお汲み取りください。

私はあのカテで6ヶ月で終了と制限をかけてブログアップしたのはそういうことも一つの理由です。
あのカテに日常が取り込まれないようにすることも大事ですね。

あ!そうそう
エジプト繋がりでパピルスの書(ツタンカーメン)

これがなぜかわたしの心に染み入るのです。

御身、生きてある限り
心正しくあれ。
人は皆すべて
死後に世界ありて、
なせる業(わざ)ことごとく
屍の傍(かたわら)に
降り積むなればなり。
悠久の時を超え、
我、愛しき汝がもとへ
いざ、帰らん。
2015年08月27日 17:41
こりんさんのこりんは星の名前ですか(笑)?
さて人の名前で遊んではいけません・・・。ごめんなさい。僕ら夫婦は人の三倍一緒にいました。自営で、仕事も手伝ってくれて、私が依存型のようになっていました。
正直全てを失ったと思いましたが、ずっと妻の側に立って考えて生きてきました。すると・・いろいろなつながりが生まれてきたのと、妻が僕を心配で見ていられないと思ったのでしょう。生涯中一番落ち込んで、一番泣いています。アホみたいに抜け殻でした。だから、なくなる前から心配だったのでしょう。約束もしていたので(なくなってもなにかサインをくれ・・と)。そして、あの世からかまってもらっています。だから、なるべく周囲を気にしています。ラップ現象は気持ち悪いからね~~と言っていたので、全く音がしません。私が感じ取ろうとしていることが、わかるようです。
死ぬほど大事な人なんで、必死に伝えてくれているんだと思います。しかも私が注意していることを、知っています。毎日水遣りをかかさないこと、植物を大事にすることなど、妻は全部わかっています。
こりんさんも、瞑想なんてしなくても、自己を研ぎ澄ますことはできます。
しばらく、五感で感じ取ってみてください。
お供えしたコーヒークリームの形状まで、見てるんですよ・・笑。
2015年08月27日 17:59
チベット死者の書もエジプトの死生観もたぶん酷似していると思います。しばらくはヒエログリフにはまっていたことがあって、気になっていました。吉村教授じゃないですが、エジプト、特にピラミッドを含め時間が止まっているように、子供の頃から感じて興味がありました。
もちろん妻も同じ価値観でした。
配偶者を失って、居心地は良いのかもしれませんが、死の香りを早く払拭したいと思っていました。それは、妻からの視点を基準とした考えになったからです。
妻と結婚して、早く失っても、落ち込んでばかりでは、妻が心配しますし、こういう運命に導いたものがあれば、それに負けたくないのです。結果として、死別者に優しい言葉をかけて、甘やかしている気がしてきました。
いやいや、助けたいと思う気持ちかもしれません。
pinkのバラさんも、そういうコメントが多いと思います。
黙ってみてられない優しい気持ちが伝わってきます。

打ちひしがれてる夫を妻は、絶対に望んでいません。
だから、妻の視点を意識しながら、再起します。

パピルスの書・・染みます。涙こらえてしまいます。

死者の書の内容は共通です・・目的は一緒のようです。
ツタンカーメンの悲劇的な生涯の先に救いが見えますね。

いつも大切なコメントに感謝しています。

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